2019年02月05日 08:50

阪急阪神ホールディングスグループは、新事業として「農業ビジネス」に参入することを決定した。
同社は、グループ内で「農業ビジネス」への進出の可能性について検討を重ねてきた。「農業ビジネス」が今後さらに成長していくと見込まれること、ならびに長期的にはグループで展開している既存事業との相乗効果も期待できることから、今般、「農業ビジネス」を同社グループの新たな事業メニューと位置付け、まずは人気の高い高糖度ミニトマトの通年生産に取り組むこととした。
具体的には、同社グループにおいて新規事業のインキュベーション(育成)の役割を担っているライフデザイン阪急阪神が、農業ベンチャーの「オーガニックソイル」と業務提携して進めていく。ライフデザイン阪急阪神では、太陽光利用型環境制御ハウスを兵庫県姫路市に設置し、オーガニックソイル社から栽培技術の提供を受けながら、夏より生産を開始し、年間80トンの販売を目指していく。