2019年01月07日 16:22

TradFitは、大阪の「天王寺都ホテル」において、1月7日~3月31日の期間、訪日外国人旅行者の問い合わせに多言語で対応できるAIスピーカーとチャットボットによるITサービスの実証実験を実施する。AIスピーカーとチャットボットを付加したサービスは、大阪府初の取り組み。

今回、同ホテルでは、客室66室とフロントにAIスピーカーを設置。音声にて話しかけた内容に対し、通常はデータベースに蓄積された内容をもとにAIスピーカーが対応する。回答できない場合は、ウェブベースのチャットボットより利用者の自国の言語で質問内容を入力すれば、自動翻訳され、ホテルスタッフとコミュニケーションをとることが可能になる。また、よくある質問や日々のやり取りはAIが学習し続け、回答は日々効率化・自動化される。

AIスピーカーは6言語、チャットボットは17言語に現在対応可能。フロントに電話をする手間や言葉の壁がなくなり、ホテル周辺のレストランや観光スポット、交通案内など、さまざまな情報を得ることができる。