2018年12月28日 09:41

ベスプラは、認知症やMCI(軽度認知障害)のリスクを臨床的な結果から導き出せるチェックリストと活動提案を行うWebサイトを開発し、無償提供を開始した。

2025年、認知症患者数は730万人に増加し、MCIを含めると1300万人と予想され、とても身近な病気となる。しかし、認知症は見た目や少し話しただけではわからず、自覚症状も少ない為、発見が遅れ重症化してしまう事が大きな課題となっている。もし家族の認知症が重症化すると一家の経済損失は約500万円と試算されており、家計を圧迫する事は免れない。

そこで、家族の認知症が心配な人のために、臨床研究から導き出されたチェックリスト「AQ21」を専門医の指導のもと日本語化したWebサイトを無償提供することで、認知症の早期発見や、予防に繋げることを狙う。また、リスク結果から活動の提案を行い、チェック後の活動に繋げやすくする。

家族のための認知症リスクチェック