2018年12月27日 15:47

アトラスは生産性を格段に向上させる技術「四次元キューブ」を開発、11月1日により販売を開始した。この技術により、世界最小の栽培空間(650×650mm)で、従来農法との栽培面積比470倍の生産性を実現。また、生産原価(人件費・光熱費・資材費等)を大幅に削減し、年間を通じて安心・安全な野菜を、安定した価格で出荷することが可能となる。
同システムは、各ユニットに分離して搬送し、現場で合体する構造となっており、工業化製品として工場で組み立てられたものを現場で設置するだけ。簡単施工で大幅なコストダウンを実現した。農地への設置は基礎部に鋼板を設置して、その上に同社独自のジャッキ工法で鋼板に溶接。地震や台風などに影響を受けない対策や、水害対策として気密性を重視した製造となっている。
なお新業態ファームシェアでは、ロボファームを購入して、農園管理会社・日本總業と賃貸契約し、生産から販売まで全て任せることにより、毎月賃借料66万円を受け取ることができる。