2018年12月27日 14:27

ソフトバンクグループのBBソフトサービスは、2018年11月度のインターネット詐欺リポートを発表した。本リポートは、BBソフトサービス(BBSS)の「詐欺ウォール™ / Internet SagiWall (R)」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するもの。

それによると、2018年11月度の総検知数は108万6,959件で、メールやSNS経由で数多く出回っている偽宅配業者のサイトも検知された。特に、ふるさと納税の申込み期限が間近となった今月は、返礼品を大幅割引きして販売する偽の販売サイトの出現が話題に。詐欺ウォールの検知実績においても、以前よりふるさと納税の品物の画像を盗用し、お金を搾取する偽販売サイトはわずかながら確認されていたが、複数の都道府県の返礼品画像が盗用される事案が多数発生している。

同社では、会社概要を確認する、住所を検索して会社の存在をチェックする、決済方法・口座名義をチェックする、SSL通信が提供されているかどうかを確認することなどをすすめている。