2018年12月20日 09:13

JAF(日本自動車連盟)は、警察庁と合同で、10月1日~10日までの間、「シートベルト着用状況全国調査」を実施し、その結果を公表した。

全国884カ所で調査したところ、後部座席でのシートベルト着用率は、一般道路で38.0%(前年比1.6ポイント増)と2002年の合同調査開始以来、過去最高となった。高速道路等は74.2%(前年比0.2ポイント減)だった。2008年に後席でのシートベルト着用が義務化された際には、その着用率(一般道路)が2007年の8.8%から30.8%に一気に上昇したが、それから10年たった今も、ほぼ横ばいで推移している。また、一般道路の着用率の低さが際立ち、後席シートベルト着用の重要性や非着用の危険性が十分に認識されていないことを示す結果となった。

このような現在の着用状況などを受け、JAFでは「いのちをつなぐ一本がある」をテーマに特設サイトを公開。シートベルト非着用時の危険と、着用の必要性をわかりやすく知ってもらうサイトになっている。

特設サイト