2018年12月17日 11:59

島根県立津和野高等学校は、職員室のレイアウトや家具を刷新する「センセイオフィス」プロジェクトを開始する。

同高校は、生徒数の減少による統廃合の危機から、2011年より島根県が推進する「高校魅力化事業」を採用し、積極的な学校改革を推進。全国でも珍しい「高校魅力化コーディネーター」の活躍により、全校生徒数は5年前に比べて約1.2倍の192名(4月時点)と増加した。

先生の働き方改革の声が高まる昨今、これまで生徒のみに向けられていたこの「高校魅力化」を、先生に目を向け、働く職場である職員室を改善することで、高校としての魅力をさらに高めようと考えた。そこで、最新の働く環境と家具を提供するスイスの家具メーカー・ヴィトラに協力を求め、「センセイオフィス」プロジェクトを発足。先生が快適で業務に集中でき、結果として生徒との関わりの時間や質が向上する環境を、ヴィトラがレイアウトや家具で提案する。

「新職員室」完成予定は、2019年4月。

島根県立津和野高等学校