2018年12月11日 16:07

米・サンフランシスコを拠点に置く「アイオロス・ロボティクス」は、2018年1月に「CES2018」で発表したAI・機械学習機能搭載型ヒューマン支援ロボット「アイオロス・ロボット」のレンタルサービスを、2019年8月に開始する。

「アイオロス・ロボット」は、人、顔、モノ、テキストなど、周囲の環境・情報を学習・認識できる非常に優れた「AIビジョンセンサ」を搭載。人が後ろ向きや横たわった状態でも同一人物であることを認識できる「高度な物体検知能力」とともに、「空間認識機能」「生体信号検知機能」を有している。また、「音声認識機能」を備えているため、音声で指示を送ることも可能。加えて、両腕のロボットアームと車輪による機動性から、見守り中の発作や転倒といった緊急事態に敏速に対応できる。

今後は、介護施設内での日用品、食事、洗濯物等の運搬や、公共施設内のパトロールや配達などの業務をサポートするヒューマン支援ロボットとして、2020年までに10万台の普及を目指す。