2018年12月05日 08:44

良品計画は、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」に合わせ、館内のギャラリー3にて、12月14日~ 2019年1月14日まで「民具 MINGU展」を開催する。

渋沢敬三さんによって昭和の初期につくられたことば、「民具」。それは、長い時を経て庶民の日常を支えた生活道具を指す。手から手へ引き継がれた無駄のないかたちは、自然と共存する日本のくらしの原風景を感じさせる。その後、産業の構造が大きく変化し、次々と新しい素材が開発され、生産技術、流通が進化する中で道具も多種多様になった。

その一方で、使い手としての生活者の立場に立ち、商品のあるべき原点を今一度見直そうと生まれた無印良品。その佇まいは、現代の民具になり得ているだろうか。「民具 MINGU展」は、民具と無印良品双方の展示を通して、その問いの意味を人々とともに考えていく企画だ。

入場料は無料。

21_21 DESIGN SIGHT