2018年11月22日 16:55

POLが運営する、理系学生のダイレクトリクルーティングが可能な研究データベース「LabBase(ラボベース)」の登録学生人数が、8000人を突破した。
従来理系院生はなかなか就活に時間を割きづらいこともあり、限られた選択肢の中から就職先を決めることが多い状況だった。一方で企業も、すでに推薦枠やコネクションを持っている大学や研究室に採用が偏ってしまうといった課題を抱えていた。「LabBase」は、こうした理系学生と企業双方の課題を解決し、理系人材の最適配置を実現するために開発された。
「LabBase」を通じ、企業は理系学生のデータベースを検索して優秀な学生にスカウトすることができ、理系学生は自分の研究内容などを登録しておくだけで、それを評価した企業からスカウトをもらうことができる。登録学生の3人に1人が旧帝大の理系院生という質の高いデータベースとなっていることから、一部上場企業からベンチャー企業まで約100社の企業が導入している。