2018年11月16日 09:09

佐賀県は、「さがほのか」以来20年ぶりとなる新ブランド「いちごさん」の初めての出荷が、「いいいちご(1115)」にちなみ11月15日から佐賀市三瀬村で始まり、佐賀市内で販売が開始された。

県は、国内の他品種との競合や、生産者の高齢化などによって縮小傾向にある、県内のいちご生産を盛り上げるべく、佐賀県、JAグループ佐賀、生産者が一丸となって、7年の開発期間をかけ、新品種「佐賀i9号」を開発。10月16日のブランド発表会で「いちごさん」と公表した。

新品種「いちごさん」は、「凛とうつくしい色と形」、「華やかでやさしい甘さ」、「果汁のみずみずしさ」が大きな特徴。「眺めてうっとり、かじって甘い」というキャッチコピーがぴったりの、佐賀県が自信を持って届けるいちごだ。2018年は県内で166戸の生産者、約18ヘクタールの栽培面積で約900トンの生産量を見込んでおり、12月から首都圏等に向け出荷を開始する。

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