2018年11月06日 12:46

日本航空、KDDIおよびKDDI総合研究所は、共同で次世代通信規格「5G」を用いた航空サービスに関する実証実験を開始する。*5Gは次世代通信規格で、2019年以降順次日本に導入予定。

「5G専用端末によるタッチレス搭乗ゲート」は、スマートフォンの専用アプリ等で事前チェックインを実施すると、搭乗ゲートに設置した5G機器が自動的かつ素早くチェックイン情報の検知・認証を行い、カバンなどからスマートフォンを取り出すことなく、スムーズに搭乗ゲートを通過することができる。

「利用客のニーズに合わせた情報配信」では、ラウンジなどの特定エリアを対象に、そこに滞在中の利用客のみが視聴可能なコンテンツを配信する。「位置測定」では、スマートフォンなどの携帯端末から空港内における滞在位置を「5G」を活用して把握し、その位置からゲートまでの道順や搭乗予定時刻の案内を送ることで、適時適切なコンテンツの提供、スムーズな搭乗の実現を目指す。