2018年11月06日 10:34

理化電子は、10月30日、江戸切子をモチーフにした文様を切削した耳かき「zig」を発売した。
「zig」は、理化電子の社内コンペ「アイディア製品プレゼン大会」から生まれた。国内外で数々のデザイン賞を受賞するデザイナー西村ひろあきさんを企画段階から迎え、「日本の伝統的なものづくり」をテーマに設定。西村さんによって「zig」の世界観がブランディングとして形作られ、プロダクトの美しい文様がデザインされた。さらに江戸切子職人の三代秀石、堀口徹さんに監修を依頼し、伝統工芸の本質を追求した製品に仕上がった。
堀口さんによる切子監修、西村さんによる製品デザインを受け、原材料となるアルミニウムの表面処理・染色・切削加工に至るまで理化電子の自社技術を駆使。0.01mm単位の精度が求められる精密部品の切削で培った技術により、顕微鏡で見ても凹凸のない形状を実現。ミクロの技がフォルムや文様の美しさに加え、滑らかなかき心地を可能にした。
定価は1万円(税抜)。