2018年10月30日 13:58

城東テクノは、10月31日、トイレの床材であるクッションフロアを立ち上げて納めることで、幅木部の隙間からの尿の浸透をなくし臭い予防につなげる、「立ち上げ幅木」を発売した。

従来の住宅のトイレは、掃除がしにくい床と壁の隙間や隅に汚れが残りがちで、それが臭いの元となっている。特に思うように体が動かない高齢者は尿の飛び散りを起こしやすく、下地材に尿が浸透すると悪臭がこもってしまう。そこで同社は、より優れた清掃性、防汚性、施工性を追求し、「立ち上げ幅木」を開発した。

「立ち上げ幅木」は、クッションフロアをRに立ち上げて納め、尿が入り込みやすい幅木部の隙間をなくすことで臭いがこもるのを予防する。また斜めにカットされた見切りや、Rに立ち上がった床は埃が溜まりにくく、掃除がしやすいのも特長。さらに、処理の難しい出隅・入隅専用の役物と見切り材もあわせてラインナップすることで、施工性の向上とともに、隙間のないすっきりと美しい納まりを実現する。