2018年10月25日 10:35

山田養蜂場は、「れんげ農法」で育てた「鏡野町産れんげ米」の新米を山田養蜂場直営店及び通信販売にて、11月1日より販売開始する。
本商品は、ふっくらとつややかで粘りと旨みがある、モチモチとした食感のおいしい「キヌムスメ」をれんげ農法で作ったお米。「れんげ農法」とは、春に花からはちみつを採取した後、れんげ草を有機肥料として田んぼに鋤き込む作り方。れんげ草は、空気中の窒素を取り込んで貯め込む力がある「根粒菌」を根に宿しており、れんげ草を土に鋤き込むと、稲の育成に必要な窒素成分が補給され、土が肥沃になり、丈夫な稲を作ることができる。
山田養蜂場がある岡山県北の美作地方は、かつてはれんげの三大産地のひとつだった。しかし、農業の近代化により、今ではれんげ畑はちらほらと見かけるほどにまで減少。山田養蜂場では、自社グループのみつばち農園から近隣農家へれんげの種を配り、れんげ農法を守る取り組みを鏡野町で20年以上続けている。
価格は、「3kg」2632円(税抜)など。