2018年10月18日 10:16

内子バイオマス発電は、内子町で建設を進めてきた「内子バイオマス発電所」の竣工式を10月31日に開催する。

2007年に内子町が作成したバイオマスタウン構想に呼応し、内藤鋼業では地域内のバイオマスを活用し、木質バイオマスペレット製造事業を展開するなど早くから木質バイオマス資源の有効活用を進めてきた。こうした流れの中で2016年に木質バイオマス発電所を建設する構想が地元から持ち上がった。地元の林業の状況に合わせた設備規模を検討するなど、事業化に向けた協議を続け、2017年5月には事業化に着手し、2018年5月に起工式を開催、今回竣工の運びとなった。

この発電所は発電規模2000kW未満の商用小型発電所としては、四国で初めての施設。燃料となる木材の全量を地元から調達する地産地消型の小型発電所となる。設計・施工はシン・エナジーが請け負った。

所在地は、愛媛県喜多郡内子町寺村2478番地1。