2018年10月17日 09:19

関越交通とヤマト運輸は、10月16日より、群馬県沼田市と同県利根郡片品村を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始する。

今回の取り組みでは、関越交通の路線バスが、ヤマト運輸の沼田支店で午後分の宅急便を預かり、下街道バス停(沼田市利根町)および鎌田バス停(利根郡片品村)で、それぞれの地域を担当するヤマト運輸のセールスドライバー(SD)に引き渡す。これにより、関越交通は宅急便の輸送による新たな収入源が生まれ、ヤマト運輸のSDは午後分の宅急便を支店へ取りに戻る必要が無くなり、ローカル線の路線網維持と物流の効率化による地域住民の人々の生活サービスの向上を図ることができる。

ヤマト運輸の客貨混載は、全国13道府県(京都、岩手、宮崎、北海道、熊本、兵庫、愛知、長野、和歌山、徳島、岐阜、大分、福井)で運用中。