2018年10月10日 09:54

世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、「企業の温暖化対策ランキング」プロジェクトにおける報告の第8弾として「運輸業」日本企業31社の調査結果を発表した。

業界全体としては、「運輸業」の総合得点は、過去に実施した7業種と比較して、45.8点と平均的なレベル。ただし、「長期的なビジョン」、「再生可能エネルギー目標」という柱になる項目は、全体的に取組レベルが低く、後者については全ての企業が無得点となった。

総合点は、川崎汽船が第1位となり、以下東日本旅客鉄道、小田急電鉄と続く。川崎汽船は情報開示の評点(50点満点)においては48.6点とほぼ満点を獲得。また、2050年に向けた長期の視点をもち、GHG排出削減目標を掲げている。ただし、目標設定は原単位にとどまり、総量による削減管理を行っていないため、2位東日本旅客鉄道、3位小田急電鉄が満点を獲得した「GHG総量目標の難易度」の項目では無得点となっている。

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