2018年10月05日 06:14

両国駅旧駅舎に江戸の食文化を象徴する飲食店が集結する-両国- 江戸NORENで、10月11日に「亀戸升本 勝運すずしろ庵」が開店する。

江戸時代から大正時代まで亀戸で栽培された「亀戸大根」は小ぶりできめが細かく、葉もやわらかい江戸野菜。一般的な大根に比べ、茎が白く葉が大きく柔らかいのが特徴だ。現在では宅地化により栽培量が減り、入手困難な幻の大根といわれるようになった。明治38年、亀戸に創業した「亀戸升本」は「亀戸大根」を契約農家で栽培し、「亀戸大根あさり鍋飯」をはじめ、様々な料理でこの大根を楽しんでもらっている。

「-両国- 江戸NOREN」では、「亀戸大根」を復活させた本店の味をそのままに「亀戸大根あさり鍋飯」、をはじめとする保存料、合成着色料を使わない職人手作りのお料理・甘味を提供する。「いつの時代でも健康を一番に留意した、食の提供をしたい」という店主の思いの詰まった味を楽しめる。