2018年09月28日 08:09

LINEは、防災科学技術研究所(NIED)と、「インターネット・AI技術を活用した防災・減災に向けた連携協力に関する協定」を締結した。

LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」において、災害時に役立つ機能の充実や、活用方法の研究などに取り組んでいる。また、自治体の問い合わせ窓口などとしても導入が広がっているAI技術の向上にも取り組んでいる。NIEDは、自然災害を対象に、観測・予測・実験から社会システムに至るまで総合的かつ幅広い研究開発を行っている国立研究開発法人。その一つとして、「府省庁連携防災情報共有システム」の研究開発を行っている。

本協定では、国民生活に身近なインターネット、AIを積極活用することによる防災・減災の実現をめざして、共同での各種研究やシステムの開発、防災訓練の実施などを予定している。なお、LINEにおける国立研究開発法人との共同の取り組みは、今回のNIEDとの連携が初となる。