2018年09月26日 13:09

オリックス銀行は、9月18日より、家族のための民事信託の組成を支援する「家族信託サポートサービス」を開始した。
「家族信託」は、認知症などによって判断能力が低下し、自身で財産管理や資産承継についての意思決定ができなくなることへの備えとして、信頼する家族に財産を託す民事信託の制度。「家族の家族による家族のための信託」として家族間で信託契約を結ぶことで、本人のみならず家族の生活を守る後見的な財産管理と、本人の意思に従った円滑な資産承継を可能にする。
本サービスでは、オリックス銀行本店(東京都港区)および「ORIX BANK GINZA PLAZA」(東京都中央区)にて、専任スタッフと対面で相談が可能。金銭と不動産を対象財産とした家族信託に関する相談を受けるほか、成年後見制度や遺言制度などと家族信託との比較や組み合わせの検討など、顧客ニーズに沿った最適なプランを提案する。併せて、家族信託専用の信託口口座として「eダイレクト預金(家族信託預金特約)」の取り扱いを開始した。