2018年09月21日 10:06

日本法務システム研究所は、契約書をクラウド上で作成し、カスタマイズ保存できるWEBサービス「COMMONS PAL」のβ版リリースを開始する。

「COMMONS PAL」の最大の特徴は契約書のパーツをライブラリー化して保存できるところ。従来契約書のノウハウは各弁護士に属人的に帰属していたが、このサービスは、パーツライブラリーの共有により、法律事務所内でのノウハウの共有を図ることが可能となり、これにより、弁護士業務の質の向上を目指す。また、弁護士向けのサービスは少ない中、「COMMONS PAL」のマーケット浸透により、弁護士業界全体の業務改善が期待される。

代表取締役CEOの堀口圭さんは、外資系の大手ローファームに所属する24歳の弁護士。弁護士業務の根本課題の改善をするため、4月に日本法務システム研究所を立ち上げ、開発経験豊富なエンジニアチームや協賛弁護士とともにわずか3カ月で「COMMONS PAL」を開発した。

日本法務システム研究所