2018年09月20日 15:40

神戸市では、平成28年9月にG7保健大臣会合が開催され、認知症対策を盛り込んだ「神戸宣言」が出された。この「神戸宣言」を踏まえ、「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例」を制定、平成30年4月より施行している。
同市では認知症の人への更なる支援として、認知症の早期受診を推進するための診断助成制度や、認知症の人が外出時などで事故に遭った場合に救済する事故救済制度の創設を内容とする全国に先駆けた神戸発のモデル(「神戸モデル」という)を実現したいと考えている。また、これらの取り組みのために必要な「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例」等の一部改正について、市民の意見を募集する。
さらに神戸モデルの実現に必要な費用を、市民に薄く広く負担してもらう仕組みを検討中。神戸モデルがスタートする平成31年度から、市民税均等割(現行3,500円)に1人あたり年間400円(案)を上乗せすることを検討している。詳細についてはこちら。