2018年09月10日 16:39

ZMPは、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」を活用し、倉庫や工場内で無人での搬送を実現する取り組みを推進している。その一環として、凸版印刷と共同で、CarriRoとRFIDを組み合わせた無人棚卸ソリューションの開発を進行中。
本ソリューションは、路面に貼られたランドマークをCarriRoに搭載したカメラにより識別することで進行方向を定め、完全な自律走行を実現したCarriRoが、電波を外向きに照射するRFIDリーダを搭載したRFIDキットをけん引。それによってCarriRoが無人走行をしながらRFIDを読み取る。本ソリューションの実現により、大きな労力を要する棚卸作業のさらなる効率化、省人化が期待できる。
ZMPと凸版印刷は今後も本ソリューションの開発や実証実験を進め、2019年までに「CarriRo Connect(キャリロコネクト)」として、CarriRo×RFIDによるソリューションの製品化を目指す。詳しくはこちら。