2018年08月06日 17:17

学研プラスは、「「超微細」美しい昆虫図鑑」(定価:本体4200円+税)を7月20日に発売した。
昆虫の図鑑は数多くあれど、これほどまでに拡大された「超高解像」で昆虫の姿を見ることはない。イギリスの写真家・レヴォン=ビスが、1枚の写真につき約8000カット、およそ3週間ずつかけて撮影したものだ。しかも、すべてオックスフォード大学自然史博物館の貴重なコレクションから厳選された標本ばかりを36種掲載。中には、あのダーウィンが採集した歴史的な名品もふくまれている。
本書では、国立科学博物館「昆虫展」の監修をつとめ、自らも昆虫の深度合成撮影をする丸山宗利さんが、翻訳・日本語版監修を担当している。標本解説を読みながらページをめくれば、まるで博物館で標本鑑賞をしているような気分になれることまちがいなしだ。体の微細構造をうっとりとながめながら、昆虫の進化や生態へと思いをはせることができる。
「「超微細」美しい昆虫図鑑」は本体4200円+税。