2018年06月15日 17:45

ARISE analyticsは、工場などの設備に取り付けたセンサーのデータを分析する、設備の故障予兆検知アプリケーション「ARISE Intelligent Factory – ARISE Predictive Maintenance」を開発した。

同社調査によると、工場などの設備保全業務において、熟練工員は稼働音などから故障を推察し、適切なタイミングでメンテナンスできるが、経験が浅い工員には難しく、結果として故障発生後の対応になってしまうという課題を抱える企業が多く見られた。本アプリケーションを活用することにより、故障発生の予兆を検知して突発的故障を防止でき、生産ラインの安定化・補修コスト削減が可能となる。

また遠隔での常時監視が可能になることで、点検工数やメンテナンス費の削減も期待できる。なお本アプリケーションは、KDDIが8月上旬より提供する、「KDDI IoTクラウド ~工場パッケージ~」に導入される。