2018年06月11日 15:46

ヤマキは、米国における高品質な削りぶし・粉末の生産・販売を目的に、100%子会社「YAMAKI USA」を設立した。

「YAMAKI USA」は、味の素グループ・ニューシーズンフーズ社の生産拠点を活用することにより、米国初の削りぶし・粉末の生産・販売法人になる。3月に設立しており、9月の稼働を目指している。

米国では今、健康意識の高まりにより、日本食普及が著しく、2015年度には日本食レストランが2万5000軒に及んでいる。また、「ラーメン」「うどん」といった麺メニューの市場が拡大しており、「だし」の提供価値が高まると同時に、ニーズも多様化。従来、日本からの輸出で供給対応してきた米国における事業拡大を加速するため、現地生産を開始することにした。米国内の外食・加工メーカー向けに、高品質の削り節・粉末を届け、さらなる市場規模の拡大に努めていく。

所在地は、Oregon(オレゴン)州Portland(ポートランド)近郊のForest Grove(フォレストグローブ)。