2018年06月11日 15:25

東洋館出版社より、「わたし、ADHDガール。恋と仕事で困ってます。」が6月14日に刊行される。本書は、日本のADHD研究の第一人者・司馬理英子先生の最新作。

精神科医であり、著者の司馬理英子先生は、自らもADHD当事者でありながら、アメリカでADHD児の子育てをしてきた。この経験を生かして多数のベストセラーを執筆しており、著書の「のび太・ジャイアン症候群」は、ADHDを日本に認知させるきっかけとなった。司馬先生によると、ADHDの困り感は、仕事でのミスや日常生活に限らない。「ダメ男を選んでしまう」「上司とモメる」「遅刻ばかりで嫌われる」など、一番の悩みは、人間関係のトラブルかもしれないと言う。

そこで本書では、ADHD傾向をもつ女性、「ADHDガール」に起こりがちな人間関係のトラブルに焦点をあてている。ナビゲーター、のんちゃんの漫画ではじまり、具体的な「ケーススタディー」をもとに、困り事を解決する対策を紹介する。価格1400円。