2018年06月07日 16:13

扶桑社より現在発売中の「別冊住まいの設計 オトナリノベーション」では、犬や猫との暮らしと、居住環境が考えられたリノベーション住宅を大特集している。

本書で紹介する実例の一つを設計した、動物と暮らす家づくりで著名な建築家、廣瀬慶二氏は、「ペット用の設計のポイントは猫と犬でまったく異なる」という。「猫は立体、犬は平面。領域を分けて設計する」というのが廣瀬氏の流儀。たとえば平面で行う犬のための設計では、リビングはしつけができる広さを取り、トイレスペースは縁側に、ハウススペースはリビング横に、と分けて設置。いずれもタイル貼りで床から1段下げている。これにより水洗いがしやすい上、犬にとって足触りがフローリングと違うため、自然にトイレを覚える効果もあったという。

本誌では、これらのリノベ実例のほか、ペットリノベーションを行う際の考え方やペットのための設備、建材、グッズなどの紹介など、ペットを飼う人に役立つ情報が満載。価格1,157円(税抜)。