2018年06月04日 09:20

日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)は、パラスポーツ専用体育館「日本財団パラアリーナ」を建設し、6月1日より運営開始した。
2020年東京パラリンピック競技大会開幕を約2年後に控え、パラスポーツ競技を実施可能な施設の少なさは依然として課題となっている。パラサポでは2016年6月より日本財団ビル地下2階の一室を一部競技に貸出し、少しのスペースでも実施可能な競技団体が活用してきた。
一方で、特に体育館で行う車いす競技については、床を傷つける等の理由による利用拒否やバリアフリーの問題で、日常的な練習場所の確保が困難な状況にある。また、パラスポーツに関する普及啓発イベントが実施できる体育館も不足しており、日常的な強化及び普及双方の課題を解決するために「日本財団パラアリーナ」を建設することとなった。
所在地は、船の科学館敷地内(東京都品川区東八潮3-1)。