2018年06月01日 15:16

日本動物愛護協会は、動物たちの置かれている状況を知ってもらい、改善するため、猫を駅長として大切に育てている和歌山電鐵とタッグを組み、ラッピング電車、車内掲示により、動物愛護について発信、啓発を行う。

デザインは、イラストレーター ボンボヤージュさんのイラストを使用。車内ドア横には8枚のポスターを使って同協会の推奨する飼い主に必要な10の条件を掲示、飼い主責任を訴える。啓発電車は6月18日(月)13時2分、伊太祈曽駅を出発し、3年間運行予定。6月18日(月)12時45分より、和歌山電鐵 貴志川線 伊太祈曽駅にて出発式を行う。

現在日本では、15歳以下の子供の数を大きく上回る数の犬猫が飼育されており、今や家族の一員としては勿論、社会の一員として認められつつある。しかし、一方では飼育放棄、遺棄、動物虐待、近所とのトラブルなどが後を絶たず、いまだに多くの犬や猫が殺処分されている。今回の動物たち(特に猫)を幸せにする活動により、殺処分の低減を目指す。

イラスト:(C)ボンボヤージュ/ボン社