2018年05月23日 11:14

大和リースは、建設現場での熱中症の発症を抑制するために空調作業服を導入する。
大和リースでは、これまで熱中症対策として建設現場での温度および湿度の管理を行うとともに、塩アメやタブレットの支給などの対策を行ってきた。しかし、昨今の気象変化により夏場の温度上昇が著しく、特に屋根上や屋外での作業は厳しい。今回、空調作業服を導入することで職場環境の改善をはかる。空調作業服は、上着背中の左右両側に外気を取り込む小型で軽量なファンが装着されており、服の中や体の表面に大量の風を流し、襟元や袖口から抜ける仕組みだ。
大和リースでは、2016年度より試験的に建設現場で従事する協力会社作業員向けに空調作業服導入の支援を行っており、これまで空調作業服を着用した熱中症の発症はない。今回、大和リースの現場管理者である全社員向けにも空調作業服の支給を開始。また、熱中症を未然に防ぐ対策として、熱中症対策飲料を安価に提供する自動販売機を建設現場に新たに設置する。