2018年04月24日 15:12

フィギュアスケーターの小塚崇彦さんと、愛知県の特殊鋼ビジネスを展開する山一ハガネは、フィギュアスケート用ブレード YAMAICHI「KOZUKA BLADES」を共同開発。4月24日より販売を開始した。
ブレードは複数の金属を溶接して製造しているため、ジャンプの衝撃で曲がったり折れてしまうことがある。また、人の手でブレードを溶接することで毎回品質にバラつきが生じ、選手はその違いに体を合わせるため、技術力でカバーする必要があった。このたび開発された「KOZUKA BLADES」はブレードの素材自体に靭性(粘り)があるため、ジャンプの着地などによる衝撃の吸収性がアップ。またベースプレートは従来製品の約3倍の強度を持つため、変形しにくい。
さらに山一ハガネの高精度な削り出し加工技術を駆使することで、 余分なものがなく軽くしなやかな仕上がりになっており、選手はブレードの状態に体を合わせることなく、スケーティングの質を高めることができる。詳しくはこちら。