2018年03月29日 12:54

「日本初」の巨大クライミングセンターが、福井県池田町にオープンした。北陸初の国際規格のスピードウォール、高さ14mの天井まで続くリードウォール、全長18mのボルダリングウォールを備え、福井県池田町に新しい風を吹き込む。併設した「農村de合宿キャンプセンター」では宿泊も可能。

2018年、福井県で福井しあわせ元気国体が開催され、池田町は山岳競技の会場となる。このたびのクライミング施設は、それを契機として町内の合宿施設「農村de合宿キャンプセンター」の体育館内に作られた。屋内にリード、ボルダリング、スピードの3種類のウォールがあり、さらに宿泊設備が併設されている施設は日本初。

今後はクライミング教室の開催や、観光客利用を増やすだけでなく、東京五輪に向けた選手の強化合宿の誘致にも取り組む。現在は、必要な道具(シューズ、ハーネス、ロープ等)を持参できる団体の貸切利用のみとなっているが、今年夏以降、一般利用ができるよう、準備を行っている。