2018年03月26日 09:26

クジラは、空き家問題を解決し地域活性化を目指す「SEKAI HOTEL(セカイホテル)」事業を、大阪府東大阪市の布施エリアに展開する。
「SEKAI HOTEL」は、一般にホテル事業が持つ「フロント」や「宿泊設備」、「物販」、「アクティビティ」などの機能を1つの大規模な建物の中に収めるのではなく、点在する空き家を再生利用。街全体を大きなホテルと見立てて開発する考え方をクラウドホテルと定義している。
布施駅前には戦前から続く商店街があり、現在17の商店会によって形成されている。しかしながら、店舗数・利用者数ともに減少しているのが現状だ。「SEKAI HOTEL布施」では、布施駅前の商店街の複数の物件を宿泊施設として再生利用。日本を代表するものづくりの街、町工場の街として知られる同エリアにちなみ、宿泊施設のコンセプトは「工場に泊まる」とし、トタン板などを内装として活用する。
オープンは2018年夏を予定。