2018年03月08日 15:54

若きカリスマ指揮者・アンドレア・バッティストーニが、自らが率いる東京フィルハーモニー交響楽団とともに新たなレコーディングシリーズをスタートさせる。
「BEYOND THE STANDARD」と題されたこのシリーズは、クラシック王道の名曲中の名曲と、日本人作曲家による傑作をカップリングし、時代と国を越え、新たなスタンダードとして打ち出そうというもので、3年かけて5枚のアルバムをリリースする。第1弾としてリリースされるのは、ドヴォルザークの名曲「新世界より」、そしてカップリングに伊福部昭の「シンフォニア・タプカーラ」。
王道でありながら、新鮮な生命力を漲らせた新世界にも注目だが、なにより伊福部の代表作、シンフォニア・タプカーラのドラマティックな躍動感はバッティストーニの面目躍如。フィルアップには、伊福部の手になる映画「ゴジラ」のテーマ曲が収録されている。