2018年02月16日 06:13

横山美術館は、2017年10月に開館した明治・大正期の輸出陶磁器を中心に展示する美術館「横山美術館」において、2月27日より企画展「時を超え心揺さぶる カップ&ソーサー展」を開催する。

明治・大正時代、驚くほどの技巧を凝らし多彩な装飾が施されたカップ&ソーサーが制作され、海外へと輸出された。コーヒーや紅茶などを飲む習慣がなかった日本人にとって、カップ&ソーサーなどを作ることは至難の技。大変な試行錯誤が繰り返された後、当時の技術を結集させた器の数々は海を渡り、好評を呼んで多くの人に愛好された。

横山美術館開館2回目となる本企画展では、明治・大正時代に日本の各産地で制作されたカップ&ソーサーの他にコーヒーや紅茶、ホットチョコレートを飲むためのセット作品等を、横山美術館所蔵品の中から選りすぐり紹介する。

入館料は一般1000円など。開催日は、2月27日~7月1日まで。所在地は、名古屋市東区葵一丁目1-21。

横山美術館