2018年02月07日 16:39

慶應義塾大学 福澤諭吉記念文明塾発の団体 En-Cha(えんちゃ)主催のバレンタイン茶事にて、同社代表の立川さんがゲストスピーカーとして出演した。
茶事とは、茶の湯の本番にあたる茶会で、数人程度の少人数で茶を媒介として濃密な時間を過ごすもの。「市中の山居(しちゅうのさんきょ)」などとも言い、参加者は都会の喧騒を離れ、非日常の空間へと誘われる。2月4日(日)に東京国立博物館茶室・転合庵で開催されたイベントは、午前の部と午後の部の2回に分けて開かれた。
本格的な茶会でありながら、参加者は亭主の川上博之さん(茶道江戸千家 家元後嗣)のあたたかいおもてなしを受け、終始楽しくリラックスしたムードに。立川さんは、最近の恋愛・婚活の傾向から、家族とは何か、家とは何かといった幅広いテーマについて話し、お茶会の最後にはバレンタインらしく二人静(和三盆糖を使用した紅白一対の御干菓子)とチョコレートが振舞われた。