2018年01月26日 14:15

Royal DSMは、DSM-NiagaECORが研究開発において協働を開始することを発表した。この協働の目的は、建築、家具などの産業で使用されるパーティークルボード、MDFと呼ばれる中密度繊維板やその他のパネル材料を100%リサイクル可能にし、より健康的な製品を開発すること。

オランダのVenloに研究開発施設を持つECORは水、圧力、熱だけで天然繊維から材料を作り出すことができ、パネル材の資源循環に関する技術を提供。いっぽうDSM-Niagaは、はがし易い接着剤 (可逆性接着剤)を使用して製品を製造することができる。

組み合わせられた技術は、材料の安全性、品質、そしてリサイクル性を妥協することなく、MDFとパーティークルボードで製造されたあらゆる製品を完全にリサイクル可能にする代替手段を提供すると期待されている。