2018年01月19日 17:40

eラーニング戦略研究所は、2017年11月、小・中・高校、塾・予備校で英語教育に関わっている教員・講師100名を対象に、英語4技能教育の現状と課題についてのアンケート調査を実施し、その結果をまとめた報告書を公開した。

その結果、英語4技能すべてに対応した授業を実施している学校は45%で過半数に満たないことが明らかに。学校別にみると、中学校では英語4技能すべてへの取り組みが進んでいる一方、公立高校教員、受験対策塾・予備校講師の3分の1が「実施予定はない(4技能すべてには未対応)」「わからない」と答えた。

また、教員が最も力を入れたい分野は「スピーキング」が最多だったが、実際に実施されている授業では「スピーキング」は最も少ない59%。また英語4技能対策の課題としては、「教員のスキル不足」が74%と、ほかの課題を大きく引き離して最多だった。調査報告書の無料ダウンロードはこちら