2018年01月18日 13:12

こども向け職業体験イベントを企画制作する夢らくざプロジェクトは、収入・所得が一定の水準以下の家庭のこどもに対し、同法人が主催する職業体験イベントに割引料金で参加できるクーポン「おしごとバウチャー」を発行する。現在、財源となる資金として、企業や個人からの寄付を募集中。

厚生労働省がまとめた調査(2015年)によると、日本のこどもの相対的貧困率は13.9%。7人に1人、約280万人のこどもが貧困状態にある。特にひとり親家庭の貧困率は深刻で、2人に1人が貧困だといわれており、これはOECD加盟国の中でも最悪のレベル。また、教育費にたくさんのお金がかかる日本では、親の経済的貧困により、さまざまな体験をする機会を奪われているこどもがいる。

そこで同法人では、職業体験イベントに経済的な理由で参加できないこどもをなくしたい、すべてのこどもに、夢と希望のある未来を感じさせてあげたいとの思いに共感する人からの、寄付による支援を呼び掛けている。