2018年01月15日 16:33

パソナライフケアは、介護未経験者を対象に、「介護の基礎」と「実践的な介護技法」が習得できる無料の介護人材育成研修「介護Academy」を1月より開講した。

厚生労働省によると、介護の就業者数は2015年時点で約192万人となり、増加しているものの、需要の伸びには追いつかず、2025年には約38万人不足すると試算されている。そこで同社では、介護の仕事に興味のある人が介護現場ですぐに活躍できるよう、無料の介護人材育成研修を開講した。

研修では、ケアマネージャーや介護福祉士等が講師となり、座学研修(1日)と介護技能研修(1日)、パソナライフケアが運営するデイサービスでのOJT研修(3日間)を実施する。研修後は希望により、人材派遣や紹介予定派遣等で介護施設での就業等をサポート。介護未経験者の介護業界へのチャレンジの敷居を低くすることで、介護業界における未経験者の就労機会拡大と、介護業界の人材不足解消を目指す。