2018年01月09日 14:37

日立オートモティブシステムズとクラリオンは、自宅駐車場の周辺環境を記憶する自動駐車技術「Park by Memory(パーク・バイ・メモリー)」を開発した。

「Park by Memory」は、車両の前後左右に装着したクラリオン独自のカメラシステム 「SurroundEye(R)」による俯瞰映像と、ソナー信号による周囲構造物の検知情報、さらにGPSによる位置情報を統合することで、駐車周辺環境と駐車パターンを記憶。これにより、「Park by Memory」搭載車両は、記憶した駐車場に近づくと、自動駐車可能であることをドライバーに通知し、車内もしくはスマートフォンアプリのボタンをドライバーが押下する簡易な操作だけで自動駐車ができる。

白線で区切られただけの駐車スペースをはじめ、さまざまな形状エリアでの任意の駐車スペースに自動駐車することが可能。今後、自動車メーカーなどへの提案を通じ、本システムの早期実用化をめざす。