2018年01月05日 10:26

誠文堂新光社は、1月17日に「切り絵でつくる百人一首」を刊行する。
「百人一首」は昔から広く人々に親しまれてきた。本書は尾形光琳が描いた「光琳かるた」をもとに、光琳の風雅な世界を「かるた絵切り絵」でつくり、「百人一首」を楽しむ。一首一首に、歌の意味やその歌に込められた想い、背景、観賞のポイント、歌人のプロフィールなどがわかりやすく解説されているので、切り絵で遊びながら「百人一首」の知識が深まる。
小野小町、在原業平、紫式部、清少納言など歌人の姿切り絵、歌の内容をテーマにした情景切り絵、取り札の歌の文字切りが、すべて型紙付きでつくれる。色や柄を使った、色切り絵も多数収録。基本の切り方、複雑な切り絵を美しく仕上げるポイント、色や柄の入れ方など、手順が丁寧に説明されているので、初心者でも簡単に風雅な「かるた絵切り絵」が楽しめる。
定価は1600円(税抜)。