2017年06月05日 05:17

熊谷隆志がディレクターを務めるクラフト&カルチャーショップ「CPCM(シー・ピー・シー・エム)」では、6月9日より益子焼の作品を集めたCPCM 益子陶器市を開催する。
益子焼は、江戸時代の末期に、常陸国笠間藩(現笠間市)で修行した大塚啓三郎が益子に窯を築いたことにより始まった。優れた陶土を産出すること、主な市場となる東京に近いことから、鉢、水がめなど日用品の産地として発展を遂げた。現在、益子には約250もの窯元、陶器店は約50店舗立ち並ぶ。若手からベテランまで多種多様な作風の作家が、軒並み揃って益子に窯を構えていることでも知られている。
今回も、CPCMでは、益子焼の作家と職人たちが作成したうつわなど、新たに買い付けた商品がずらりと並ぶ。中でも、道祖土和田窯の器が豊富にラインナップ。また、CPCMで人気のあくつ工房からも、阿久津忠男と阿久津雅士による器が再び多数入荷する。
「CPCM 益子陶器市」は、6月9日より開始。