2017年06月02日 14:31

1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャルインタビュー企画で、本のデザインを手掛ける装幀家・坂野公一さんがその現場について語った。
坂野さんは、1000以上もの作品の装幀を担当しているが、中でも、担当することが多いと言う道尾秀介さんとの装幀エピソードを語る。また、制作中である「水木しげる漫画大全集」についても話を聞く。こちらでは、本のデザインにとどまらず、昔の作品を復元し、整えることも坂野さんの仕事。セリフなどの文字に関しても、スタッフ総がかりで全てレイアウトしており、一冊当たり500~600ページあるので毎月二冊、皆で取り掛かって文字を全部置き直しているという。
また、綺麗に印刷してもらえるよう、インクにも非常にこだわった。この監修には、大の水木ファンという京極夏彦さんが参加しており、なんと自身でデザインソフトPhotoshopを使用しているとか。動画はこちら。