2017年06月02日 10:16

パーソルサンクスは、6月1日より事業所での障がい者による養蚕を開始するにあたり、開所式を行った。

本事業においては、富岡市の支援・協力により、パーソルサンクスが雇用した障がい者によって桑園管理から蚕の飼育、和紙作りなどを展開。パーソルサンクスが富岡市から借り受けた「富岡市立妙義幼稚園跡」を養蚕事業所として利用する。6月1日から障がい者7名を採用し、6月15日には7名がOJT研修で作った最初の繭を出荷する予定。生産拡大とともに障がい者の雇用を増やし、2020年3月までに、30人の障がい者雇用を目指す。

養蚕事業における一連の作業は作業工程を明確にする事と、一人ひとりの障がい特性を把握することで活躍できる職域も多くある。パーソルサンクスは、地元養蚕関係者、地域住民の指導や協力により、障がい者の雇用機会の創出を通して伝統産業の継承をめざし、活動を推進していく。