2017年06月01日 09:45

YKK APは、ビル用窓の基幹商品「EXIMA31」に雨水抑制機能を備えた縦型の自然換気窓「サイドパス」を、5月31日から発売した。

社会全体で震災を契機に省エネに対する意識が高まり、行政も建築物でのZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化や省エネに関する制度改定など指針を挙げている。2020年までに新築公共建築物(学校)で率先してZEB化に取り組む方向性が示されており、文部科学省では学校でできる省エネとして、外気の活用を推奨。また、オフィスでも夜間の涼しい外気を取り入れ翌朝の冷房負荷を抑制する事例も増えている。

「サイドパス」は、建物全体や空間において効率的な換気(給気)を行なうことを目的とした室内外にパネルが対称に開く縦型自然換気窓。換気量の確保に特化した「V仕様」、自然換気と雨水浸入抑制の機能を備える「RV仕様」の2種類を設定した。

参考本体価格(税抜)は、「V仕様」9万5100円、「RV仕様」10万8500円。

YKK AP