2017年05月29日 12:59

トレイルでは再配達の希望日時を受け付けるサービスにて、初めてAIを使った音声認識に対応した。同社では、宅配便ドライバーの再配達率を低減させ、より効率的な配達ができるようにするため、ドライバーが配達先へ近づいたタイミングで自動で配達先へ架電し、配達予定を連絡するサービスを開発して検証を行っている。
従来は宅配便の利用者に電話のプッシュボタンを押してもらうことで在宅、不在の回答を得ていたが、人工知能を活用した音声認識に対応することで、例えば、「不在なので明日の15時に再配達をお願いします」のような自然な会話で、在宅、不在時の再配達希望日時を教えてもらうことができるようになる。
利用者がプッシュボタンを繰り返し押す手間から解放され、少ない手間で再配達を依頼することにより、ドライバーの再配達を削減できることが期待されている。