2017年05月18日 08:46

渋谷区と東京電力ホールディングス(東電HD)は、IoT技術を活用した見守りに関する社会実証を開始する。

今回の取り組みの主体は東電HDが担い、ottaの持つIoT技術を活用した見守りサービスを提供。本サービスでは、ビーコンを搭載したキーホルダーなどの専用端末を持つ高齢者や子どもの位置情報履歴を、家族や保護者などがスマートフォンやパソコンで把握することができる。また、予め登録した場所を見守り対象者が通過した場合に、位置情報をメールで確認することも可能だ。

東電HDは、昨今の高齢者や子どもが対象となる事件や事故などの社会問題の解決につながる新しいサービスを創出し、電気事業以外の収益基盤の確立を目指している。今後、広域スマート防犯サービスの運用実績を多く持つottaと協働しながら、順次関東圏に本サービスを広げ、地域の安心・安全なまちづくりに貢献していく。

料金は、サービス開始後渋谷区全域で有効性が確認できるまでは無償。対象エリアは、東京都渋谷区全域。